平成21年度水産関係
      公共事業予算
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■平成21年度水産予算概算決定の概要  

平成20年12月
水 産 庁
   事 項 平成20年度予算額
百万円
平成21年度概算決定額
百万円
対前年度比
一般会計合計 242,310 236,153 97.5
非公共(計) 97,111 105,396 108.5
公 共(計) 145,199 130,757 90.1
 一 般 公 共 144,086 129,644 90.0
    水産基盤整備 133,937 119,860 89.5
    漁 港 海 岸 10,149 9,784 96.4
 災 害 復 旧 1,113 1,113 100.0


平成21年度水産基盤整備事業予算の概算決定の概要
地球環境に配慮した生産基盤の整備・産地における生産流通機能の強化・食の安心を支える安全な漁村づくり
 〜豊かな自然環境の創造と食料自給率向上を目指した水産施策を着実に推進〜
1 概算決定額
     119,860百万円 (対前年:0.895※)
        ※上記概算決定額に、非公共予算へのシフト分10,000百万円を加えた対前年比は、0.970となる。
2 水産基盤整備事業予算内示のポイント
  1. 地球環境に配慮した生産基盤の整備

    • フロンティア漁場整備の積極的な展開(重点実施)
    • フロンティア漁場整備事業(継続)    1,000(400)百万円
    • 水産基盤整備調査費(継続)        498(708)百万円の内数
      日本海の排他的経済水域における国の直轄漁場整備を一層推進するとともに、新たなフロンティア漁場整備事業の展開に向け、東シナ海等において漁場造成による沖合資源の保護・増殖効果を解明するための調査を重点的に実施する。

    • 水域環境保全創造事業(新規)     2,800(−)百万円
      漁場と漁港の一体的な水域環境保全対策を実施するほか、適切な養殖業の取組の推進にあわせて、底質環境が悪化している養殖漁場環境の改善を図る。
  2. 産地における生産流通機能の強化

    • 浮魚礁漁場整備事業(新規)          500(−)百万円
      水産物の蝟集効果が早期に期待される浮魚礁の整備を推進し、効率的な漁業生産活動の実現とともに、漁業経営コストの削減を通じた漁業経営の安定化を図る。

    • 漁港関連道整備事業(新規)            490(−)百万円
      未だ漁村における道路整備が遅れていることなどを踏まえ、引き続き、漁港と幹線道路等を結ぶアクセス道路の整備を実施することにより、漁獲物の生産・流通機能の強化、漁村の生活環境改善を図る。

    • 水産基盤ストックマネジメント事業(拡充)    1,220(1,200)百万円
      漁港施設用地(用地護岸)を事業対象施設に追加し、漁港施設の長寿命化対策の充実を図り、もって既存ストックの有効活用と効率的・効果的な施設の更新を推進する。
  3. 食の安心を支える安全な漁村づくり

    • 汚水処理高度化対策事業(新規)     4,140(−)百万円の内数
      養殖漁場水域におけるノロウイルス対策として、漁業集落排水施設への紫外線照射装置等の設置及びその効果の検証を処理方式別に実施し、殺菌手法の確立、技術の普及を促進する。

    • 漁業集落環境整備事業(拡充)        4,140(6,085)百万円
      複数の漁業集落が連携して、漁業集落排水施設の耐震化等を実施することにより、漁村の減災対策を推進する。

    • 漁港施設機能強化事業(新規)         400(−)百万円
      高潮や波高の増大等により、漁港施設や漁船、養殖施設等の水産施設や集落への浸水被害等が発生していることを踏まえ、岸壁のかさ上げ等漁港施設の機能を強化し、安全な漁港・漁村づくりを推進する。


■平成21年度水産関係公共事業予算(概算決定)の概要  

(金額単位:百万円)
 事 項 20年度
当初予算
21年度
概算決定
対前年比
水産基盤整備 133,937 119,860 0.895
 水産物供給基盤整備 99,953 90,698 0.907
  直轄特定漁港漁場整備事業 18,375 19,243 1.047
  地域水産物供給基盤整備事業 31,660 27,575 0.871
  広域水産物供給基盤整備事業 48,718 41,270 0.847
   広域漁港整備事業 39,184 32,790 0.837
   広域漁場整備事業 9,534 8,480 0.889
  水産基盤ストックマネジメント事業 1,200 1,220 1.017
  漁港施設機能強化事業(新規) 400 皆増
  浮魚礁漁場整備事業(新規) 500 皆増
  漁港関連道整備事業(新規)※1 490 皆増
 水産資源環境整備 13,758 12,800 0.930
  水産資源環境整備事業 13,658 12,800 0.937
   水域環境保全創造事業(新規)※2 2,800 皆増
   漁場環境保全創造事業※2 3,658 皆減
   漁場保全の森づくり事業 10,000 10,000 1.000
  漁港水域環境保全対策事業※2 100 皆減
 漁村総合整備 14,580 11,750 0.806
  漁港環境整備統合事業 749 380 0.507
  漁村づくり総合整備事業 13,831 11,370 0.822
   漁業集落環境整備事業 6,085 4,140 0.680
   漁村再生交付金 7,746 7,230 0.933
 水産基盤整備調査(直轄・補助) 771 558 0.723
 水産基盤整備補助率差額等 4,234 4,054 0.957
 農林漁業用揮発油税財源身替漁港関連道整備事業(補助率差額含)※1 641 皆減
漁港海岸 10,149 9,784 0.964
 海岸保全施設整備事業 7,491 7,502 1.002
 海岸環境整備事業 846 674 0.797
 津波・高潮危機管理対策緊急事業 1,406 1,271 0.904
 調査費等 406 337 0.830
   水産基盤・漁港海岸計 144,086 129,644 0.900
災害復旧 1,113 1,113 1.000
   水 産 公 共 事 業 計 145,199 130,757 0.901

※1.農林漁業用揮発油税財源身替漁港関連道整備事業を廃止し、水産物供給基盤整備に漁港関連道整備事業を創設する。
※2.漁場環境保全創造事業と漁港水域環境保全対策事業を統合し、水域環境保全創造事業を創設する。
なお、係数は四捨五入によっているので、端数においては合計とは一致しない場合がある。


平成21年度漁港海岸事業・災害復旧事業予算概算決定の概要
決定額
漁港海岸事業 9,784百万円
 (対前年比 0.964)
災害復旧事業 1,113百万円
 (対前年比 1.000)


◇漁港海岸事業予算の内容
重点事項
 切迫する大規模地震・津波災害や、昨今頻発している深刻な高潮災害に対する海岸整備を最重要課題として緊急的に取り組む

 ○ゼロメートル地帯及び施設の機能低下が著しい地域等における緊急津波・高潮対策
                         4,622百万円(対前年比:1.12)

  ・ゼロメートル地帯、地震防災対策強化地域等における津波・高潮対策、耐震対策
  ・老朽化等で機能低下が進行している海岸保全施設についての機能強化 等


■平成21年度予算概算決定の概要
  (漁港海岸事業・災害復旧事業)
 

(金額単位:千円)
 事 項 20年度
当初予算
21年度
概算決定
対前年比
漁港海岸事業 10,149,000 9,784,000 0.964
 海岸保全施設整備事業 7,491,100 7,502,000 1.001
 津波・高潮危機管理対策緊急事業 1,406,000 1,271,000 0.904
 海岸環境整備事業 846,000 674,160 0.797
 調査費 29,900 21,840 0.730
 補助率差額 376,000 315,000 0.838


水産基盤整備事業の事業別内容
事 業 名 事業の内容(簡単に記述したため、必ずしも正確ではない)
直轄特定漁港漁場整備事業 漁港漁場整備法に基づき漁港および漁場を一体的に整備する基幹的事業
地域水産物供給基盤整備事業 共同漁業権の区域内等地先の漁場と第1種漁港等の一体的整備を行う事業。
中、小規模な漁場と漁港の整備
広域漁港整備事業 第3種または第4種漁港等、生産、流通加工の拠点となる漁港の整備。
大規模な漁港の整備、漁場整備も含めてよい
広域漁場整備事業 共同漁業権の区域外の大規模な漁場の整備。漁場整備単独の事業
水産基盤ストックマネジメント事業 増加する既存ストックの更新需要に対応するため、施設の機能診断、機能保全計画の策定、保全工事を実施することにより、施設の長寿命化と更新コストの平準化・縮減を図る事業
漁港施設機能強化事業 高潮や波高の増大等による漁港施設等水産施設や集落への浸水被害が発生していることに対応し、岸壁かさ上げ等漁港施設の機能を強化し、安全な漁港・漁村づくりを推進する事業
浮魚礁漁場整備事業 水産物の蝟集効果が早期に期待される浮魚礁の整備を推進し、効率的な漁業生産活動の実現とともに、漁業経営コストの削減を通じた漁業経営の安定化を図る事業。
漁港関連道整備事業 漁港と幹線道路等を結ぶアクセス道路の整備を実施することにより、漁獲物の生産・流通機能の強化、漁村の生活環境改善を図る事業。
水域環境保全創造事業 漁港と漁場の一体的な水域環境保全対策の実施のほか、適切な養殖業の取組の推進にあわせて底質環境が悪化している養殖漁場環境の改善を図る事業。
漁場保全の森づくり事業 漁場環境が悪化している閉鎖的な湾等の後背地や河川流域等の森林において栄養塩類等の供給や濁水の緩和等の漁場環境の保全に資する広葉樹林の造成、間伐等を実施する事業
漁港環境整備統合事業 漁港区域内の植栽、休憩所、広場、親水施設等を整備する事業
漁業集落環境整備事業 漁業集落道、水産飲雑用水施設、漁業集落排水施設、緑地等の漁村の生活基盤整備を行う事業
漁村再生交付金 情勢変化に応じて柔軟に計画の見直しが可能となる仕組みの導入により、地域の活性化のための効果的な整備を推進